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夏になると起こる知覚過敏

みなさんこんにちは
かわだ歯科 歯科衛生士の砂川です。

最近一気に暑くなってきましたね。
日も長くなりいよいよ夏らしくなりました
6時が過ぎても明るいといよいよ初夏のようですね。

そして、かわだ歯科では現在ジャーマンアイリスが咲いています。

夏といえば冷たいものをとる機会が多いと思いますが、そんなときに「キーン」としみると嫌な気持ちになりませんか?
染みる原因には大きく2つですが、虫歯もしくは知覚過敏です。
神経まで冷たい刺激を感じるとキーンとしみます。

虫歯であれば痛みがしばらく続くことが多いですがお口の中をみてみないと状況はわからないので定期的な検診をおすすめします。

知覚過敏だと冷たいものに触れている間だけしみることが多いです。

そもそも知覚過敏とはどんな仕組みで起こるのか説明します。

歯ぐきがやせて下がると、歯茎の中に隠れていた歯の黄色い質(象牙質)が見えます。
この黄色い質は細いトンネルが神経に向かって走っており刺激が加わると全てキーンとしみます。

<原因>

  • 歯ぐきのやせ:歯周病や加齢で起こります
  • 歯のすり減り:歯ぎしり食いしばりで起こります
  • 酸性度の高いものを頻繁に飲食する(酸蝕症)

<対処方法>

(1)余分な力をかけない「ペングリップ」で歯ブラシを持つ

(2)毛先のやわらかい歯ブラシで力を入れず小刻みにみがく

(3)常温もしくはぬるま湯で口をゆすぐ

(4)歯みがき粉は知覚過敏に有効な「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」入り

(5)歯ぎしり食いしばりがある方はマウスピースを使用

そして歯磨き粉に関してですが、知覚過敏用の歯磨き粉は今ドラッグストアやスーパーでも沢山並んでいますよね。
ただ、ここで大切なのは成分です。

硝酸カリウム⇒ ブラッシング時の痛みを直ちにケア
乳酸アルミニウム⇒ 持続効果で飲食時の痛みまでケア

この2つ知覚過敏に対して有効な成分です。

市販の歯磨き粉は硝酸カリウムのみ配合されていることが多いです。

選ばれる際は裏側の成分表を見て下さいね。

もちろん当院でも2つの成分が配合された歯磨き粉を置いています。

気になることがありましたら、気軽にスタッフにお声掛けください。

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