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花粉症に潜む危険

こんにちは。
歯科衛生士の砂川です。

3月に入り、暖かくなりましたね。
暖かくなるとそろそろ花粉症の方も増えてくるのではないでしょうか?

花粉症になると口で呼吸しないといけなくなりますよね。
実は口で呼吸する習慣がつくと、お口やお口以外にも影響が出てきます。

<口呼吸の影響>
〇風邪を引きやすくなる(ウィルス感染しやすくなる)
鼻の穴の中に生えている細かい毛や粘膜は、
ウィルスや病原菌・アレルギー物質をカットしてくれる、フィルターになっています。
ところが、口呼吸をするとこれらのウィルスなどがダイレクトに気管に入ってくるため、
風邪や感染症にかかりやすくなります。

〇虫歯、歯周病、口臭の原因になる
人間の唾液には細菌の繁殖を抑え込む成分があります。
口呼吸をすることによって唾液が乾燥すると、
唾液の働きが悪くなり、細菌が繁殖しやすくなります。
そして、虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを起こしやすくなります。

〇顔の筋肉が劣化する
口をいつも開けていると顔の筋肉が劣化して筋肉がたるむだけでなく、
前歯が押し出されて歯並びが悪くなる可能性もあります。

更に、マスク着用であることが増えたため、
マスクの下で無意識に口が開いているという声も多いです。

<口呼吸対策>
〇慢性的な鼻炎がある場合はまずは耳鼻科を受診しましょう。
〇お口を閉じる筋肉をつけるために、お口を動かす体操を行う。

〇口呼吸防止の鼻テープを使用する。

〇専用のトレーニングアイテムを使用し、お口の周りの筋肉・呼吸する力をつける。

当院では歯の治療以外にも口の呼吸を鼻の呼吸に改善することや
口の周りの筋肉を鍛えることにも力を入れています。

何かお悩み事があればお気軽にスタッフにお声掛けくださいね。

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