こんにちは。コンシェルジュの陽子です。
大寒を迎えいよいよ寒さが本格化してきましたがいかがお過ごしでしょうか。
寒い時期は誰でも外に出たくなくなりますよね。
特に高齢者は家で一日過ごすことも多く、冬になると運動不足から筋力が低下しADL(日常生活動作)が低下することも多いようです。
先日、当院の体操教室に参加されていた方も「家でじっとしていることが多いからか、前はそんなにしんどいと思わなかった動作がしづらい時がある。」とおっしゃって
いました。
筋肉量は加齢に伴い減少していきます。筋肉は体内に熱を発生させる役割があるため、筋肉の減少はそのまま体温低下につながります。体温が低く寒いとよけいに外に出たくなくなるという悪循環が
生まれてしまいます。
そこで今回は自宅でもできるトレーニングをいくつかご紹介します。
『座ってできる筋トレ』
座面が硬めのイスに足を床に付けて座り、片方ずつ膝をのばしつま先を前に出します。10秒維持し反対側の足をあげましょう。
10回ずつで1セットとし、朝晩行ってください。
この運動では立ち上がりに必要な大腿四頭筋が鍛えられます。
『その場で足踏み』
イスに手を添え膝を曲げて太ももを高く片足ずつあげます。
下肢の筋力使用はウォーキングと同じ役割があります。
立位になることで足底部・母指球への刺激があり、それによって脳がバランスを保とうとする力が働きます。
『イスにつかまって行う筋トレ』
自分の前にイスを置き背もたれに手を添えます。
次にかかとを上げてつま先立ちを5秒維持します。
かかとを下ろすまでを1セットとし、10回行います。
この運動では歩行時に地面をけり返すときに使うふくらはぎや太ももの裏側が鍛えられます。
冬場は皆さん動きたくなくなるものですが、少しでも運動の機会をもち、ＡＤＬが低下しないようにこころがけたいですね。
運動不足解消・筋力維持のため、当院の「おたっしゃ体操教室」にもぜひご参加ください。
今月は20日(金)、27日(金)開催予定です。
詳しくはお電話にてお問い合わせください。
Tel．０７９９－４４－３３０３
