こんにちは!
コンシェルジュの陽子です。
春の日差しが気持ちのいい季節になりました。桜の開花宣言ももうすぐでしょうか。
今年は3年ぶりにマスクなしでも出かけることができるようになり、いい季節の到来と
ともに、気持ちも明るくなりますね!
みなさんは「舌トレ」という言葉を聞いたことがありますか?
「舌トレ」とは舌のトレーニングのことです。
舌って何のためにあると思いますか?こんなことを聞かれても即答できる人は
ほとんどいないですよね。
でも実は、舌は私たちが生きていくうえでとても重要な役割を担っており、
「呼吸する」「食べる」「話す」という私たちにとって不可欠な活動を支えています。
舌は筋肉でできているため加齢とともに筋力が低下してしまいます。
舌の筋力が低下すると「落ちベロ」という状態になり、口の中だけでなく
顔や体にまで悪影響を及ぼします。
舌の正しい位置(舌のポジション=ベロポジ)は口を閉じたときに舌が上あごに
ぴったりとついている状態です。
みなさんも一度ご自分の”ベロポジ”をチェックしてみてください!
かわだ歯科では「舌トレ」として「あいうべ体操」をおすすめしています。
「舌トレ」で」予防・改善できること
◎アトピーやぜんそく、花粉症
アレルギー性疾患を持っている方のほとんどが「落ちベロ」状態で口呼吸をしているそうです。
口呼吸はアレルゲンを口から直接体内に取り込んでしまうので舌トレで口呼吸を鼻呼吸にかえることで症状の軽減が期待できます。
◎誤嚥性肺炎
舌の筋力が弱い人は喉の筋力が低下しているため、食べ物を喉へ送り込む力や飲み込む力も低下しており、誤嚥のリスクが高まります。
舌を鍛えると口腔内の筋力や喉の筋力が鍛えられ、食事がスムーズにできるので誤嚥のリスクを下げることができます。
◎むくみ・冷え性・二重あご
あごがたるむのは「落ちベロ」が原因です。
舌が衰えると顔の筋肉もどんどん衰えるので、顔全体がだらんと垂れ下がってきます。
舌トレは頬のたるみを引き上げるだけでなく顔の温度を上げるため、むくみがなく血色のよいツヤ肌にしてくれる効果も期待できます。
他にも「舌トレ」で改善できる体の不調や疾患がたくさんあります。
健康な生活には「舌トレ」をぜひ取り入れてみてください。