みなさんこんにちは。
歯科衛生士の砂川です。
最近涼しくなってすっかり秋らしくなりましたね。
かわだ歯科では秋になると、色んな地域で香る金木犀が満開です。
この金木犀ですが9月〜10月頃に花を咲かせ、庭木や街路樹として親しまれています。
沈丁花(ジンチョウゲ:お香の沈香のような香り)、
梔子(クチナシ:ジャスミンの花のような香り)
と並ぶ「三大香木」のひとつで、秋になると甘い香りがするオレンジ色の小さな花をたくさん咲かせます。
遠くまで香りが届くことから、古くは「千里香」とも呼ばれていたそうです。
日本では芳香剤として馴染み深い香りですが、原産地である中国では花を砂糖漬けにしたり、リキュールにつけてお酒にすることで楽しまれています。
そんな金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「謙虚」「気高い人」で10月7日の誕生花です。
誕生花は調べると色んな意味が出てくるので良ければ調べてみてくださいね。
そして10月8日は語呂合わせですが、入(1)れ(0)歯(8)の日です。
歯を失った場合に入れる手段になりますが、お手入れをきちんと行わないとお口に影響が出てきます。
〈入れ歯のお手入れが不十分で起こる事〉
①誤嚥性肺炎:入れ歯をちゃんと洗わないと虫歯菌や細菌などが繁殖します。そして、細菌が気管支や肺に流れ込んで生じます。
②義歯性(入れ歯が原因でなる)口内炎(口腔カンジダ)
カンジダと言う真菌(カビの一種)が増え、舌や粘膜に異常が現れます。
このカンジダ菌は免疫力が低下すると活動を強めます。
得に抵抗力のない高齢者や病気などで体力が衰えた方は、気管支や肺、心臓などに感染するなど重症化する恐れがあります。
〈入れ歯のお手入れ方法〉
①入れ歯を外す
②入れ歯専用の歯ブラシ(歯を磨く歯ブラシと必ず分けてください。入れ歯に傷が入り、菌が付着しやすくなります。)と入れ歯専用の歯磨き粉で入れ歯を磨く
③入れ歯を入れるケースに入れ歯が浸かるくらいの水を入れ、入れ歯専用の洗浄剤を1錠いれて一晩浸けておく。
④朝起きたら、入れ歯を入れているケースから入れ歯を取り出しすすいでからお口に入れる。
しっかりお手入れをして秋の美味しいものをたくさん食べてくださいね。
気になることがありましたらスタッフまでお声掛けください。