こんにちは。
コンシェルジュの陽子です。
新年度がスタートし、もうすぐ1か月が経ちますね。
学生の皆さんや新社会人の皆さん、この春から新しい環境での生活がスタートした方も多いと思います。
新しい生活に慣れてくる頃ではありますが、環境の変化に戸惑いストレスを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
この春の時期に気を付けたいのが「自律神経の乱れ」です。
春は一年のうちで寒暖差が一番大きく気温の変化に対応しようとするため
身体は交感神経の働きが優位な状態（緊張状態）が続きやすくなります。
さらに進学や就職、転勤など新生活の始まりなど、
生活が大きく変化する季節でもあるので普段より緊張する機会やストレスを感じることが多く、
自律神経が乱れやすくなってしまいます。
自律神経の乱れはお口にも影響することがよくあります。
強くストレスを感じることで口が乾いてしまう“ストレス性ドライマウス”です。
唾液の分泌は交感神経、副交感神経の2種類の神経によってコントロールされています。
ストレスを感じているときは交感神経が優位な状態になり、交感神経の刺激によって
分泌される唾液は水分が少なくタンパク質が多いため口の中が乾いたりネバネバした感じがします。
口の中が乾いていると細菌の数が増え、虫歯や歯周病になるリスクも高くなってしまいます。
そこで皆さんにお伝えしたいのが「唾液腺マッサージ」です。
唾液腺を刺激することで唾液の分泌を促します。
唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3か所があり、それぞれ指を使って優しくマッサージします。
耳下腺は耳たぶの前の上奥歯の近く、顎下腺は顎骨の内側の柔らかい部分の顎から耳の下にかけて、
舌下腺は顎先の手前にある舌の付け根あたりをそれぞれ指で刺激していきます。
５～１０回繰り返し行ってください。じんわりと唾液が出てくるのを感じられます。
唾液腺マッサージをご希望の方は来院の際にぜひお声掛けくださいね。
皆さんの新生活がより良くなりますように。
ストレスを感じたら唾液腺マッサージでリラックスしてみてはいかがでしょうか。
