こんにちは。
コンシェルジュの陽子です。
8月に入り連日猛暑が続きますが、みなさん体調はくずされていませんか。
熱中症警戒アラートも各地で毎日のように発表されていますね。
みなさんも熱中症には充分お気を付けください。
今回は夏休みということもあり、何かと家にいる時間が多くなる子供さんのお口について少しお話させていただきます。
この暑さですと、外で遊ぶよりも家の中でゲームをしたりタブレットを長時間見ているという子供さんも多いかと思いますが、ここで少し気をつけてみてあげてほしいのが、「ポカン口」になっていないかということです。
ポカン口とは、読んで字の通りいつもお口が開いている状態のことを言います。
ポカン口は、実はお口や体にとってあまり良くない影響を与えてしまいます。
どういった影響があるかというと、
◎口呼吸になるため顎が下がり舌を前に突き出すようになるので姿勢が悪くなる
◎いびきをかきやすくなるため熟睡できなくなる
◎口の中が乾燥するので唾液の分泌が減り虫歯になりやすくなる
◎鼻呼吸は鼻がフィルターの役目をしてウィルスの侵入を防いでくれますが、
口呼吸ではウィルスが入りやすく風邪をひきやすくなる
などがあります。
「お口を閉じなさい」と言っても、またすぐに開いているということはありませんか?
もしかしたら、子供さんの不注意ではなく、他に原因があるかもしれません。
口を閉じるときには、口の周りの筋肉(口輪筋)などの表情筋を使います。これらの筋肉が弱いとポカン口になってしまいます。
かわだ歯科では、口を閉じる力を測定できる「りっぷるくん」という口唇閉鎖力測定器で検査を行っております。子供さんのポカン口が気になる方はぜひ一度ご相談ください。